登壇者として感じた「空気」のちからと、新たな決意
イベント当日。
地域活動に関心をもつ多くの方々が集まる会場で、私はゲストスピーカーとして登壇しました。
「緊張しそう…」と不安もありましたが、実際は驚くほど落ち着いた気持ちで話せたのです。
その理由は、会場全体に漂っていた、安心できる“空気”でした。
登壇者にとって、“場の雰囲気”は大きな支えになります。
聞き手の皆さんのあたたかな眼差しや共感の姿勢が、緊張をほどいてくれたのだと思います。
共感の輪が広がる、地域活動の出会い
この日、参加されていたのは、地域で長年活動されている市民の方、自治体関係の方、そして私よりもずっと経験豊富な実践者の方々ばかり。
私はというと、「もっと聞かせてください!」という姿勢で、地域づくりのリアルをたっぷり学ばせていただきました。
そんな中で、とても印象的だった言葉があります。
「こんなに似た価値観を持つ人たちが、自然と集まれる場って、実はすごく貴重ですね」
その通り、場には価値観が共鳴し合う安心感があり、話は尽きることなく、
気づけばランチの場も参加者であるとある方の声掛けで決まっていました。
この「空気感」こそ、まちづくりや地域活性化の土台になるのだと、深く実感した瞬間です。
「この輪の中で未来を描いてみたい」と思えた
私が出会った方々に共通していたのは、こんな姿勢でした。
•地域を良くしたいという情熱
•思い立ったらすぐに動ける行動力
•迷わず進める実行力
そんな皆さんの姿を見て、「自分なんてまだまだだな……」と感じつつも、
同時に、「この人たちと一緒に何かをやってみたい」という想いが芽生えていました。
この出会いが、私の中に静かに、けれど確かに、新しい種をまいてくれたのです。
自分の「できること」を増やしたい
まだまだ手探りで、今の自分に何ができるのかは明確ではありません。
でも、この日だけははっきりとわかりました。
「モタモタしていられない」
この空気、この出会いに触れた今だからこそ、
自分の経験や知識、思いを、行動に変えていきたい。
少しずつでも前に進みたい。
そんな決意を胸に刻んだ、かけがえのない時間でした。
活動の原点を見つめ直す
・地道に歩み続けること
・人と人のつながりを大切にすること
・小さな声に耳をすませること
これらは、私にとっての地域活動の原点です。
一気に何かを変えられなくても、一歩ずつの積み重ねが未来をつくると信じています。
これからも、丁寧に、まっすぐに。
地域のために、小さな種をまき続けていきます。