犬のしつけ講演会で得た気づきとドッグラン構想〜収益と持続可能な運営のために〜

犬のしつけや飼い主マナー、地域に根ざしたドッグランづくり。
先日参加した犬のしつけ講演会で得た気づきと、収益を伴う持続可能なドッグラン運営への展望をまとめます!

犬のしつけ講演会で得た気づき

思いがけない再会

先日、犬のしつけ教室(講演会・人のみ入場)に参加しました。
そこで、思いがけない再会がありました。登壇されたドッグトレーナーの方は、私が以前出場したビジネスコンテストを見に来てくださっていた方だったのです。
少しの間ご連絡が途絶えていたので、「どうされているかな?」と思っていた矢先、知らずに勉強目的で参加した講演会で再会できたことはとても嬉しく、心温まる瞬間でした。

35名の飼い主と学びの場

犬の同伴が不可の建物に、約35名の飼い主さんが参加していました。
愛犬を連れていないにも関わらず、それぞれの想いや悩みを胸に足を運ぶ姿からは、犬への熱量が強く伝わってきます。

講師の先生は、自身の愛犬の行動や気持ちを飼い主に体感させるような内容を展開され、本当に感服しました。

犬の問題行動は「理由」がある

動物行動学の視点

「犬の問題行動」と呼ばれているものは、実は人間の都合にとって不都合なだけであり、犬には犬なりの理由があります。
これは、昔学んだ動物行動学そのものであり、懐かしさとともに大切な原点を思い出す時間になりました。

飼い主自身への気づき

日常生活で困る行動を繰り返されると、余裕を持って寄り添うことは簡単ではありません。
今回の講演は、そうした“飼い主自身の心の状態”に気づかされる機会にもなったと思います。

尊敬できるトレーナーの姿勢

寄り添いながら伝えるバランス

講師の方は、犬に寄り添いながらも飼い主を責めることなく、非常にバランスの取れた話し方をされていました。
長年の経験や、失敗・反省を率直に語れる姿勢は、まさに尊敬に値します。

また、犬が実際にいない中でも、これほど犬の気持ちを感じさせることができる手腕はすごいです。ゲーム形態で行った犬の気持ちを知る体験は、おそらく全員にハッとする気づきを提供したと思います。

ドッグラン構想での協働の可能性

私は、今後進めるドッグラン構想の中で、ぜひタッグを組ませていただきたいと思いました。

ドッグラン構想とまちづくり

目指す総合的な要素

私は、まちづくりプレーヤーとして市役所と連携し、ドッグランづくりに取り組んでいます。
最終的には、以下を含んだ場を目指します。
• 動物への知識を増やす
• 飼い主モラルの向上
• 動物愛護精神の定着
• 命への向き合い方

専門家としてではなく、獣医師・トリマー・トレーナーなど各専門家を「つなぐ役割」を担うことが理想です。

継続には「収益」の課題も

活動や施設は、継続して初めて意味があります。
収益はどうするのか。地元に根ざし、「当たり前にそこがある」と言えるくらい長く続けるためには、しっかりした経営基盤が必要です。

幸い、今回の活動の先で、小規模から社会実験をさせてもらえるチャンスがありそうです。
いきなり大きな施設を作ることは難しいので、個人の持ち出しを可能な限り下げながら、じわじわと需要を確かめられる絶好の機会。
2〜3年後になるかもしれませんが、私は粘り強くそのチャンスを待ちたいと思います。

伊豆旅行で感じたドッグラン事情

人間主体であることの重要性

家族旅行で訪れた伊豆では、観光地やサービスエリアのドッグランをいくつか見てきました。
そこで感じたのは、「やはり人間主体でなければ成り立たない」ということです。

飲食やショッピングといった楽しみがあってはじめて、「犬と遊べる場所に行こう」と思える。
人が居心地よく過ごせることが大前提です。

コミュニティ形成の可能性

以前少しの間 暮らしていた地域には市営の小さなドッグランが複数あり、休日には多くの人が集まりコミュニティが生まれていました。

言い方はアレですが、ただ柵で囲われているだけで、何もないドッグラン。カフェがあるわけでも、ベンチが多いわけでもない。なんでそんなに人が集まっていたのか。理由はいくつも考えられます。

立地、顔見知りが何人もいる、行き慣れている、日影が多い(?)、混みすぎていない穴場的要素、無料であること、それなりに草の管理がされていること、などなど…

ということは、これからの私の地元でも、まずは「居心地の良いベース」を整えれば、可能性はあると考えています。

災害時のペット避難所としての役割

ドッグランは、平常時だけでなく災害時に「ペット避難所」としても機能できる場所になると考えています。
犬と人が安心して過ごせる居場所づくり、その可能性を探っていきたいです。

まとめと私の展望

犬のしつけ講演会で得た学びは、ドッグラン構想に深くつながっています!
持続可能な運営には収益の仕組みと地域との関係づくりが欠かせません。
小規模から始める社会実験のチャンスを活かし、2〜3年後に地元に根ざした「当たり前にあるドッグラン」を実現するために、粘り強く動いていきます!

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