はじめに
こんにちは、うさぎです!
このブログでは、私が「Connect+1 Labo.」というプロジェクトを立ち上げるまでの道のりを、素直な気持ちで綴ります。
動物に関わる仕事を夢見ていた学生時代から、家族との日々、そして今のチャレンジに至るまで――過去を振り返りながら、これからの希望も込めてお届けします。
動物と生きる道を夢見て
私は動物専門の大学を卒業しました。
もともと動物が大好きで、動物と関わる仕事がしたいと思っていたのですが、実際のそういった現場は、時間にも場所にも縛られ、給料も決して十分とは言えない世界でした。
さらに、個人的には命の売買には反対派なので、ペットショップで働くという選択肢も自分にはありませんでした。動物看護士になりたかった自分もいましたが、オペの光景に耐え切れないタイプで敢え無く断念。
結果的に、夢だった動物関連の仕事には就かず、そのことがずっと心の中に残っていました。
家族の変化と共に、自分も変わった
結婚、出産、育児――ライフステージが変わるたびに、自分の働き方も変えてきました。
「今、家族にとって最善の働き方は何か」を常に考え、時間や場所を柔軟に変えながら働いてきました。
でも、その中でいつも心のどこかにあったのは、「私は本当は、何をしたかったんだろう?」という気持ちでした。
満足できなかった“今”と、本音との再会
今の職場での仕事に、大きな不満があるわけではありません。
でも、「これが本当に自分のやりたいことだったのか?」という思いが、ずっと胸の中にありました。
“私は、もっと何かできるはず。やるなら、今しかない”
その声に気づいたとき、ずっと見ないふりをしていた“本音”と再会した気がしました。
背中を押してくれた人たち
そんな揺れる気持ちに、そっと光を当ててくれたのは、家族と旧友の存在でした。
「やってみたら?」「うさぎならできるよ」と、私以上に私の可能性を信じてくれる声。
その応援に背中を押されて、「やってみよう」と思えたのです。
この一歩は、私一人では踏み出せませんでした。誰かの励ましや信頼があってこそのスタートです。
まちに必要な“やさしさの場所”をつくりたい
自分自身は今 犬を飼っていませんが、地域で犬と暮らす人たちの姿を見る中で、「こんな場所があればいいのに」と感じることが多くなりました。
室内で安心して過ごせるドッグラン、動物をきっかけに人と人がつながる居場所。
自分の原点である“動物に関わる想い”と、今の暮らしや地域への願いが、少しずつ重なっていったのです。
Connect+1 Labo.というカタチ
「Connect+1 Labo.」の発想の原点は、屋内型ドッグランとシェアキッチンを組み合わせた、新しい交流拠点です。
動物をきっかけに、人と人がつながる。そして、日常に+1のやさしさが生まれる場所。
そんな願いを込めて、このプロジェクトを立ち上げました。
挑戦のはじまり
アイデアをビジネスコンテストに応募したところ、ありがたいことに受賞をいただきました。
今は、物件探しや行政とのやりとり、試験的な運営の準備など、たくさんの課題に向き合っている最中です。
Instagramライブや仮設ドッグランなど、やりたいことはまだこれから。
でも、“やりたいことをやっていいんだ”と思えた自分が、確かにここにいます。
おわりに
やりたいのに、できなかったこと。見ないふりをしていた夢。
そんな自分をもう一度信じて、一歩踏み出す。
Connect+1 Labo.は、私自身の挑戦であり、やさしさの循環を生む場所になると信じています。
これからも、活動の進捗や感じたことをブログで綴っていきますので、見守っていただけたら嬉しいです!