【犬連れ禁止の公園問題】鎌倉市の条例から見える“共存できる街づくり”とは?

最近のこと

こんにちは、うさぎ🐰🐾です!

先日SNSを中心に話題になったニュースをご存知ですか?

▶︎ Yahoo!ニュース:鎌倉の多くの公園で犬の立ち入り禁止

鎌倉市の「犬連れ禁止」条例が波紋

神奈川県鎌倉市では、街区公園のほとんどで犬の立ち入りが禁止されています。

239カ所の公園のうち、犬の入園が許可されているのはわずか12カ所。

その背景には、「不安」「不衛生」「子どもへの影響」といった市民の声があるようです。

一方で、この5年間に寄せられた犬関連の苦情はわずか10件程度。

それにもかかわらず、ほぼ全面的に犬の入園が制限されている現状に、愛犬家からは「不公平では?」との声も出ています。

クレームが少ないのに“禁止”が増える背景とは?

行政は、多くの住民が共存するためのルールをつくる役割を担っています。

しかし、現場では人手不足や対応の煩雑さなどから、「禁止」という分かりやすい形でリスク回避をしてしまうケースも。

これは鎌倉市に限らず、他の自治体でも見られる傾向です。

行政にとっては、一件でも強いクレームが入れば対応を迫られることがあるのです。

愛犬家と一般市民の「距離感」をどう縮める?

コメント欄には、こんな意見も。

「近くにドッグランがあるなら犬連れ禁止も納得。でも整備されてないなら排除に近い」

この言葉が示すのは、「棲み分け」の必要性です。

犬がのびのびと遊べるドッグラン 犬が苦手な人や小さなお子さんも安心できる通常の公園

どちらか一方を排除するのではなく、ゾーニングや時間帯の使い分けなどによって、共存の道を探ることができるはずです。

私が目指しているのは「共生できる居場所づくり」

私は、屋内型のドッグランとシェアキッチンを組み合わせた施設づくりを目指しています。

犬を家族の一員として迎えている人にとって、安心して過ごせる場所はとても大切です。

同時に、犬が苦手な方や小さな子ども連れの方も、気持ちよく地域で過ごせるような空間設計が必要だと考えています。

大切なのは、「犬連れOK」か「完全NG」か、という二択ではありません。

誰もが安心できる空間を、どうすれば作れるか?

その視点こそが、今求められているのではないでしょうか。

少数の意見でも、社会は動く

今回の条例の背景には、わずか10件ほどの苦情があります。

これを「少ないのに…」と嘆くのではなく、

「少ない声でも、ルールに影響を与えられる」ことの意味を私たちは考える必要があります。

そして大切なのは、「対立」ではなく「対話」。

どこでなら犬を自由に遊ばせられるのか? 時間帯やスペースの調整で共存できるのか?

そういった建設的な会話が地域の中でなされていくことが、より良いまちづくりへの第一歩になるはずです。

【まとめ】共に暮らす地域社会のあり方を見直そう

ペットを飼う人も、そうでない人も。

若い世代も、高齢者も。

それぞれが「安心して過ごせる」空間を持てる街は、誰にとっても優しい街です。

私が取り組んでいる市民活動団体「Life Connect +1」及び、Connect+1 Labo.

は、そんな共生社会の実現に向けたひとつの答えになることを目指しています。

あなたはどう思いますか?

犬と人が共存できる地域のあり方について、皆さんはどう感じましたか?

よろしければ、ぜひご意見をお聞かせください🐶✨

今日のひとこと🐰🐾

「時代と共に価値観は変わるもの。

昔の常識にとらわれず、今に合った共生の形を模索していくこと。

“多様性”を掲げるなら、その分だけ理解し合う努力も必要ですよね😊」

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