市民活動団体として、初のイベントを打ち出してみました!
約1ヶ月後、市内の市民活動センター内の会議室を予約しました。そう、完全にノープランのままです。
「日にちを先に決めてしまえば、自分を追い込めるかもしれない」と思い、思い切って押さえてしまいました。
結果的にこの無謀な一歩が、私の頭をフル回転させるきっかけになりました。
会議室でできることって、なんだろう?
広さは限られていますし、特別な設備があるわけでもありません。
それでも、「せっかく来てくださった方が楽しめて、何かを持ち帰れるような時間」にしたいと強く思いました。
悩みに悩んで思い出したのが、ノーズワークです。
昨年の夏、これからの方向性が見えずにもがいていた頃に、フェルトを使って試しに作ってみた犬用の嗅覚トレーニングおもちゃ。
当時は自分の気持ちを保つために夢中で作っていましたが、まさかここで役に立つとは思いませんでした。
まるではかったかのよう!梅雨の時期にぴったりの室内遊び
ちょうど梅雨時期ということもあり、お散歩に行けない日が続くこともあります。
そんな時、おうちの中でも楽しめるようなアイテムとして、このノーズワークを紹介できたら嬉しいです。
集客はどうする?
とはいえ、まずは来ていただける方を集めなければなりません。
Instagramはもっぱら見る専で、投稿は一度もしたことがありません。
そんな自分に手っ取り早いのはチラシを作ることかな?と思い、活動センターに相談したところ、設置してくださるとのこと。
であれば、少しでも早く作成しないと!
設置期間が長ければ長いほど、人の目に触れる機会が増えるから。
チラシの中身と、試作品作り
では、チラシには何を載せればいいのでしょうか。内容を急ピッチで、かつわかりやすく凝縮させる必要があります。
イベントを1ヶ月後に決めてしまったのは、少し急ぎすぎたかもしれません。
それと並行して、ノーズワークおもちゃの試作品も作らなければなりません。
なぜなら、チラシにはその写真を掲載したいからです。
できれば犬を飼っている知人にお願いして、モニターとして感想をもらったり、遊んでいる様子の写真を提供してもらえたらと思っています。
ノープランでも、やってみよう
良くも悪くも、いかにも私らしいノープランで突っ走るスタイル。
今はまだとっ散らかっていますが、やり遂げたときに私は何を感じるのでしょうか。
はじめに言っておきますが、「イベントがいきなり大成功する」なんて期待はしていません。
もし、来てくださる方がいたら、全力で対応するつもりですし、仮に誰も来なかったとしても、それはそれでOKです。
今回は、1. 決めたこと 2. 実行したこと 3. やり遂げたことに意味があると思っています。
きっとその先には、次に向けた新たな課題が見えてくるはずです。
そしてもうひとつの小さな行動
このお休み中に、昨年末に一度訪れた、廃校になった小学校の跡地(現在は市営の施設)に再び行ってきました。
以前、職員さんが手作りした期間限定・無料のドッグランがあった場所です。
今回の目的は、調理室でコーヒー豆を生から焙煎して飲んでみたいという願望を叶えるため、施設の利用登録をすることでした。
登録手続きをしていると、職員さんから「利用の目的は何ですか?」と聞かれ、「調理室を使ってみたくて」と答えました。
ふと思い立って、半ば勢いで「市民活動で犬や人のための何かをしたいと思っているのですが、ここでイベントのようなことはできますか?」と聞いてみたのです。
すると驚いたことに、「できますよ」と、あっけないほどあっさりと答えてくださいました。
公共施設やテナントで「動物はNG」と言われ続けてきた私は、あまりにも驚きすぎて逆に冷静になってしまいました。
「建物の中はダメですよね?」と恐る恐る聞くと、「傷をつけたり汚したりしなければ、教室内も体育館も大丈夫ですよ。前例もありますし、譲渡会も行ったことがあります」とのこと。
思わぬ可能性が、ぐっと広がった瞬間でした。
アクセスは不便、でも大きな一歩
たしかに、立地はあまり良いとは言えません。
でも、初めて「やってみてもいい場所」が見つかったという事実は、私にとって大きな一歩です。
ノープランでも、一歩ずつ進んでいけば、ちゃんと道ができていくのかもしれません。だといいな!